絵本の店 Peekaboo!
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「おおきなきがほしい」
文:佐藤さとる/絵:村上勉
出版社:偕成社(1971/01)
ぴぃかぁぶぅ
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「ごきげんならいおん」
文:ルイーズ・ファティオ
絵:ロジャー・デュボアザン
訳:むらおかはなこ
出版社:福音館書店(1964) ¥1100
何とも人?の良さそうならいおんの絵です。このらいおんは、
いつもごきげんなのです。そして、らいおんは人間に声を掛けられるのが、大好きなのです。
石井桃子に翻訳を勧められたといわれる絵本です。
大人も子どもも、たくさんの本に出合う機会に恵まれています。当たり前の今のこの環境は、村岡花子をはじめとする先人の方々の「子どもたちに良質な本を届けたい」という母性と情熱と努力によって生まれたものです。そのことに、感謝するとともに、あらためて良質な本とは何かを探っていきたいと思います。
今回は、村岡花子の翻訳した絵本を紹介します。
「いたずらきかんしゃちゅうちゅう」
文/絵:バージニア・リー・バートン
訳:むらおかはなこ(1961)
出版社:福音館書店
バージニア・リー・バートンが、1937年に機関車が大好きな息子のために描いた本で、村岡花子が68歳のときに訳しました。
英語版を見ると、Her name was CHOO CHOO、つまりちゅうちゅうは女の子です。主人公がおてんばで、一人で外に飛び出すけれど、またあたたかな家に戻ってくるというところが、エネルギッシュかつ家庭的なバートンらしいストーリーです。それを花子が楽しみながら翻訳した姿が目に浮かびます。
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「アンディとらいおん」
しんせつをわすれなかったおはなし
文/絵:ジェームズ・ドーハーティ
出版社:福音館書店(1961) ¥1300
らいおんは恐い動物。でも、そんな恐い動物と仲良くなる夢を
子どもは抱いているのではないでしょうか。
らいおんの足に刺さったトゲをアンディが抜いてやったことで、二人は友だちになりました。らいおんの本を読むことよりも、おじいさんのらいおん狩りの話を聞くことよりも、ずっとステキな体験をアンディはしたのです。
勝手ながら、8月は7日間のみの営業とさせていただきます。よろしくお願い致します。